【第6回】インプロに抵抗感のある方へ

こんにちは、ユッキーです。

今回は「インプロに抵抗感のある方へ」というテーマでお話ししたいと思います。

インプロに興味はあるけど「ちょっとな・・・」と感じていらっしゃる方に向けて

1歩踏み出す抵抗感を和らげることができたらと思っています。

今回のお話しする内容です。

  1. インプロに抵抗感を感じる3つの理由
  2. 抵抗感を和らげる方法 その1 「遊ぶ」
  3. 抵抗感を和らげる方法 その2 「旅行する」
  4. 抵抗感を和らげる方法 その3 「なにもしない」
  5. まとめ 

1.インプロに抵抗感を感じる3つの理由

インプロに限らず、新しいことを始めるときには少なからず抵抗感があると思います。

ここでは中身をインプロに限定して、インプロの特徴から

「ちょっとなあ・・・」

感じる理由を3つご紹介します。

  1. 自分をさらけ出すのが恥ずかしい
  2. 考えないで行動するとバカにされる
  3. 何をしていいか分からない

1)自分をさらけ出すのが恥ずかしい

インプロは「Yes,and」(受け入れる、つけ加える)を基本として物語を作っていきます。

どうしても、「and」の部分、「つけ加える」ところは自分で作らなければなりません。

「and」の部分は参加者1人1人の特徴が出てきます。

すると、周りの人から

「○○さん、あんなこと考えてるんだ・・・」

と思われて、恥ずかしいと感じることもあるでしょう。

極端な例で言うと、

自分の裸を見られている

という感じでしょうか。

2)考えないで行動するとバカにされる

インプロは「今、この瞬間」を意識して、「Yes,and」をつなげていきます。

考える時間はほとんどなく、自分のパッと出てきた感情「直感」が大切になります。

考え抜いて出てくる理性(正当な理由)の中で生活していると

直感で発言をする状況において

「こんなこと言ったらバカにされるかな・・・」

と言う感情が出てきても自然かなと思います。

3)何をしていいか分からない

インプロは

「これが正解」というものはなく、「起こったことが正解」です。

言い換えると、参加者が正解を創り出していくことになります。

その過程は自由です。

日常生活において

ゴール、目標、正解があらかじめ決められていて、

習ったルールや手順通りに物事を進める

ことに慣れている環境では、

何をしていいか分からず

インプロの自由さに抵抗感を感じるでしょう。

2.抵抗感を和らげる方法 その1 「遊ぶ」

好きなことをして遊びましょう!

遊んでいる時に「なぜ遊ぶのか?」みたいなことを考える人は少ないと思います。

それだけ理性よりも感情が優位になっている証です。

大人になれば、責任や守るものが増え、理性が優位になりがちです。

理性が有意な状態が続けば、心身がだんだん疲れてきます。

意識して遊ぶ時間を作ることで自分の感情を優位にして、心身をほぐしてあげましょう。

遊び場としてインプロを活用するのもありです。

3.抵抗感を和らげる方法 その2 「旅行する」

好きなところに旅行に行きましょう!

「遊ぶ」にも関連するところでは、自分の感情に働きかけるという側面もあります。

ここでは、「新しい環境に触れる」という視点に触れたいと思います。

「インプロ」と「旅行」に共通しているのが、「非日常」と言う言葉。

日常生活では味わえない体験をするということです。

自分の感情に訴える体験を意識的に取り入れることで

新しい環境に触れる抵抗感が薄れ、

「やってみようかな」という感情も芽生えるのではないでしょうか?

4.抵抗感を和らげる方法 その3 「なにもしない」

なにもせずに立ち止まってみましょう!

ちょっと意外に感じられた方もいらっしゃるかもしれませんね。

振り子の原理の応用です。

振り子の原理は

最初、振り子を一方向に引っ張ると

引っ張った分だけ反対方向に振れ戻るというものです。

物理の法則です。

これを感情に働きかけます。

感情の振り子を、始めに思いっきり「なにもしない」にしておきます。

しばらく放置します。

だんだんその状態に飽きてくると思います。

すると感情の振り子が「なにもしない」状態で維持できなくなり、

反対側のおもいっきり「行動する」に振れていきます。

インプロでも何でも何かしたいと感じているけど

「ちょっとなあ・・・」

と感じているなら、おもいっきり何にもしない時間を作ってみましょう。

5.まとめ

  1. インプロへ抵抗感は、インプロの中で瞬間的に自分で答えを創り出す過程が、日常生活と異なる部分が多く、その環境に慣れていないことによって生ずる。具体的には「自分をさらけ出す恥ずかしさ」「バカにされる恐怖感」「何をしたらよいか分からない無力感」によって生まれる。
  2. インプロへの抵抗感を和らげる方法 その1 「遊ぶ」 自分の感情優位を創り出そう
  3. インプロへの抵抗感を和らげる方法 その2 「旅行する」 非日常体験をしてみよう
  4. インプロへの抵抗感を和らげる方法 その3 「なにもしない」 感情の振り子を動かそう

いかがでしたか?

インプロへ1歩踏み出すハードルが下がって、

「まだちょっと不安はあるけどやってみようかな・・・」

と感じてもらえるとうれしいです。

インプロのワークショップの情報は結構盛りだくさんになりますので、

また別の機会に書きたいと思います。

とりあえず、私の分だけリンク張っておきます(笑)

インプロ研究会|今後の予定 (peraichi.com)

それでは次回の記事でお会いしましょう!

ユッキー

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