【第8回】自分に向いているインプロ

こんにちは、ユッキーです。

今回は、「自分に向いているインプロ」というテーマでお話ししたいと思います。

先月のインプロワークショップで参加者との会話の中から

気になることがありましたので

その内容を加えてお話ししていきたいと思います。

今日のお話しする内容です。

  1. 苦手なインプロゲームはやらなくていい?
  2. 苦手なインプロゲームに直面したときの対応方法
  3. 自分に向いているインプロゲームの見つけ方
  4. 結局どのように取り組めばいい?
  5. まとめ

1.苦手なインプロゲームはやらなくていい?

先月のインプロワークショップで参加者からこんなコメントがありました。

参加者 Aさん
参加者 Aさん

私、動くワークはすんなりできますが、

言葉を使うワークはどうしても詰まってしまいますね

確かに私もそのような印象を感じていました。

それがいいとか悪いとかではなくて

人によって

なじみやすい/なじみにくい

得意/苦手

があるんだなと改めて思いました。

傾向としては、動くワークの方がやりやすい人が多いなという印象です。

【第6回】インプロに抵抗感のある方へ

でもお話しさせて頂きましたが、

直感を言葉に変換する過程で理性が働いてしまうため

「こんなこと言ったらバカにされる/恥ずかしい」

と言う感情が出てきて、言葉にするのをためらってしまうこともあるでしょう。

もちろん、日常生活(会社、学校、家庭など)の場面では

直感だけの言動は相手を傷つけてしまったり、

相手からの信用貯金が減る可能性もありますので

一定の配慮(理性を優位にする)が必要があると思います。

ただ、理性の中だけで生き続けると疲れてしまうので

感情を優位にするリラックスした空間も時には必要でしょう。

話を戻しますね。

結論としては、

  • 自分のペースで取り組めばいい

ということです。

ただ、参加者が複数いるワークショップでは

そう簡単にはいかないと思います。

そういう時は

  • ワークを休んで見学する
  • 進行役(ファシリテーター)に相談する(ペースをゆっくりにしてもらう、簡単にしてもらうなど)

がよいでしょう。

立ち止まってはもったいないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが

苦手な感情を引きずったまま継続するより

立ち止まって自分の頭の中を整理してスッキリさせた方が

結果的に自分にとっていい時間が過ごせるのではないかと思います。

2.苦手なインプロの直面したときの対応方法

前のチャプターでも少し書きましたが、

苦手な/違和感を感じるインプロゲームに直面した場合は

立ち止まってみましょう。

自分の感情が受け付けない状態で無理に進めても何のメリットもありません

ここでの前提は、

  • インプロをやる目的は「自分の人生を豊かにする」

というところにあります。

立ち止まって、周囲の様子を観察したり、内省(自分の心と向き合う)してみて

心、感情が動き始めたら再開すればいいと思います。

ここはゆっくり行きましょう。

どうしても心が動かない、逆にネガティブな感情が出てくるようなら

ワークショップの参加をやめて帰ってしまってもよいでしょう。

そうさせてしまうのはファシリテーターの責任です。

3.自分に向いているインプロゲームの見つけ方

まずはいろいろなインプロゲームをしてみましょう。

物足りなければ、

ファシリテーターに新しいインプロゲームを紹介してもらうのもありでしょう。

いろいろゲームをしていく中で

自分の心、感情が喜ぶものが出てくると思います。

自分に向いているインプロゲームが見つかったら

積極的に遊んでみましょう!

ますます面白くなり、周囲の参加者も巻き込んで

居心地のいい空間ができるでしょう。

4.結局どのように取り組めばいい?

  • 向いているインプロゲームは積極的に遊んで周囲も巻き込んでいく
  • 苦手なゲームは心が動くまで立ち止まってみる

と言うお話をさせて頂きましたが

通常、集団で行うインプロのワークショップでは

上手くいかないこともあります。

参加者の価値観はそれそれ異なりますので、

自分の価値観(好み/苦手)を押しつけすぎると

他の参加者の居心地が悪くなることがありますので注意が必要です。

ここでオススメしたい考え方は

  • 他の参加者にいい時間を与える

最終的には

自分の人生を豊かにする

ところにつながるのですが、その前段階にこの考え方があると

より早く最終目的にたどり着けると思います。

5.まとめ

  1. 苦手なインプロゲームがあったら、マイペースで取り組みましょう。時に休み、時に進行役(ファシリテーター)と相談しながら、自分にとっていい時間を過ごしましょう。
  2. 苦手なインプロゲームに直面したときは、立ち止まって、周囲を観察したり、内省(自分と向き合う)ことで心が動く瞬間を待ちましょう。ゆっくりで大丈夫です。状況が変わらなかったり、逆に悪くなるようなら、やめて帰りましょう。責任はファシリテーターにあります。
  3. いろいろなインプロゲームを体験することで自分の心が動くインプロゲームを見つけましょう。積極的に遊んでみることでどんどん好きになっていきます。
  4. 他の参加者の価値観も尊重しましょう。「他の参加者にいい時間を与える」という考えを持っていれば、最終的に自分の人生を豊かにするところにつながっていきます。

いかがでしたか?

若干ネガティブ要素が多めの内容になりましたが

人が集まる場所には自分にとって心地いいこと、悪いこと

いろいろなことが起こります。

ユダヤ人の成功哲学「タルムード」の中に

「ノーペイン・ノーゲイン」(犠牲なくして成功なし)

と言う言葉があります。

今回の話に言い換えれば

自分の人生を豊かなにするためには、多少の居心地の悪さは必要

とも言い換えることができると思います。

多少の居心地の悪さが少しでも楽しめるようになると

自分の人生が好循環しそうですよね。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう!

ユッキー

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