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こんにちは、ユッキーです。
今回は「インプロに抵抗感のある方へ」というテーマでお話ししたいと思います。
インプロに興味はあるけど「ちょっとな・・・」と感じていらっしゃる方に向けて
1歩踏み出す抵抗感を和らげることができたらと思っています。
今回のお話しする内容です。
- インプロに抵抗感を感じる3つの理由
- 抵抗感を和らげる方法 その1 「遊ぶ」
- 抵抗感を和らげる方法 その2 「旅行する」
- 抵抗感を和らげる方法 その3 「なにもしない」
- まとめ
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1.インプロに抵抗感を感じる3つの理由
インプロに限らず、新しいことを始めるときには少なからず抵抗感があると思います。
ここでは中身をインプロに限定して、インプロの特徴から
「ちょっとなあ・・・」
感じる理由を3つご紹介します。
- 自分をさらけ出すのが恥ずかしい
- 考えないで行動するとバカにされる
- 何をしていいか分からない
1)自分をさらけ出すのが恥ずかしい
インプロは「Yes,and」(受け入れる、つけ加える)を基本として物語を作っていきます。
どうしても、「and」の部分、「つけ加える」ところは自分で作らなければなりません。
「and」の部分は参加者1人1人の特徴が出てきます。
すると、周りの人から
「○○さん、あんなこと考えてるんだ・・・」
と思われて、恥ずかしいと感じることもあるでしょう。
極端な例で言うと、
自分の裸を見られている
という感じでしょうか。
2)考えないで行動するとバカにされる
インプロは「今、この瞬間」を意識して、「Yes,and」をつなげていきます。
考える時間はほとんどなく、自分のパッと出てきた感情「直感」が大切になります。
考え抜いて出てくる理性(正当な理由)の中で生活していると
直感で発言をする状況において
「こんなこと言ったらバカにされるかな・・・」
と言う感情が出てきても自然かなと思います。
3)何をしていいか分からない
インプロは
「これが正解」というものはなく、「起こったことが正解」です。
言い換えると、参加者が正解を創り出していくことになります。
その過程は自由です。
日常生活において
ゴール、目標、正解があらかじめ決められていて、
習ったルールや手順通りに物事を進める
ことに慣れている環境では、
何をしていいか分からず
インプロの自由さに抵抗感を感じるでしょう。
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2.抵抗感を和らげる方法 その1 「遊ぶ」
好きなことをして遊びましょう!
遊んでいる時に「なぜ遊ぶのか?」みたいなことを考える人は少ないと思います。
それだけ理性よりも感情が優位になっている証です。
大人になれば、責任や守るものが増え、理性が優位になりがちです。
理性が有意な状態が続けば、心身がだんだん疲れてきます。
意識して遊ぶ時間を作ることで自分の感情を優位にして、心身をほぐしてあげましょう。
遊び場としてインプロを活用するのもありです。
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3.抵抗感を和らげる方法 その2 「旅行する」
好きなところに旅行に行きましょう!
「遊ぶ」にも関連するところでは、自分の感情に働きかけるという側面もあります。
ここでは、「新しい環境に触れる」という視点に触れたいと思います。
「インプロ」と「旅行」に共通しているのが、「非日常」と言う言葉。
日常生活では味わえない体験をするということです。
自分の感情に訴える体験を意識的に取り入れることで
新しい環境に触れる抵抗感が薄れ、
「やってみようかな」という感情も芽生えるのではないでしょうか?
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4.抵抗感を和らげる方法 その3 「なにもしない」
なにもせずに立ち止まってみましょう!
ちょっと意外に感じられた方もいらっしゃるかもしれませんね。
振り子の原理の応用です。
振り子の原理は
最初、振り子を一方向に引っ張ると
引っ張った分だけ反対方向に振れ戻るというものです。
物理の法則です。
これを感情に働きかけます。
感情の振り子を、始めに思いっきり「なにもしない」にしておきます。
しばらく放置します。
だんだんその状態に飽きてくると思います。
すると感情の振り子が「なにもしない」状態で維持できなくなり、
反対側のおもいっきり「行動する」に振れていきます。
インプロでも何でも何かしたいと感じているけど
「ちょっとなあ・・・」
と感じているなら、おもいっきり何にもしない時間を作ってみましょう。
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5.まとめ
- インプロへ抵抗感は、インプロの中で瞬間的に自分で答えを創り出す過程が、日常生活と異なる部分が多く、その環境に慣れていないことによって生ずる。具体的には「自分をさらけ出す恥ずかしさ」「バカにされる恐怖感」「何をしたらよいか分からない無力感」によって生まれる。
- インプロへの抵抗感を和らげる方法 その1 「遊ぶ」 自分の感情優位を創り出そう
- インプロへの抵抗感を和らげる方法 その2 「旅行する」 非日常体験をしてみよう
- インプロへの抵抗感を和らげる方法 その3 「なにもしない」 感情の振り子を動かそう
いかがでしたか?
インプロへ1歩踏み出すハードルが下がって、
「まだちょっと不安はあるけどやってみようかな・・・」
と感じてもらえるとうれしいです。
インプロのワークショップの情報は結構盛りだくさんになりますので、
また別の機会に書きたいと思います。
とりあえず、私の分だけリンク張っておきます(笑)
それでは次回の記事でお会いしましょう!
ユッキー